駒損しない将棋(3×4、銀2)
銀を二つ配置した3×4の盤で、取った駒が相手の持ち駒になる将棋を検討します。
盤と駒の初期配置

ルール
- とった駒は相手の持ち駒になります。
- 後手から見て1段目が後手の陣地。4段目が先手の陣地となります。
- 相手側の陣地に入ったり、そこから移動するとき成るかどうかを選択できます。
- 打ち歩詰めは禁止です。
- トライルールはありません。
- 連続王手千日手は禁止です。
- 他の千日手は引き分けとします。
対局例1(初手「2二歩」)
初手2二歩について検討します。
この動画でポイントとなる局面は、先手の「1三銀」

です。この一手前にこの手を牽制する手を後手が指しているのですが、それでも成立するようです。結果先手が勝ちになっています。
対局例2(初手「2二歩」)
先ほどの対局を後手が反省して変化したのが次の動画です。
ポイントとなる局面は、後手「1三歩」

で、これでどうやら後手が良いと思われます。動画の結果も後手勝ちです。
考察
初手「2二歩」は先手があまりよくないのかもしれません。かえて「3三銀」は有力だと思われます。