基本的データ型

C#の基本的データ型についてまとめる。

基本的なデータ型

様々なデータ型が使用できるが、まずは基礎中の基礎である次の6個のデータ型を覚える。

型名 扱えるデータの種類
int 整数(大きさに制限あり)
double 浮動小数点数(制限あり)
string 文字列
char 文字
bool true または false
object すべて.

int

大きさに制限はあるが、大体「整数」を扱うものだと思うと良い。

例.

int a = 100;
Console.WriteLine(a);

実行結果.

100

四則演算.

2項演算 意味
a+b 足し算
a-b 引き算
a*b かけ算
a/b 商(a,b>0の場合)
a%b 余り(a,b>0の場合)

例.

int a = 1;
int b = 2;
int c = 3;
Console.WriteLine(a+b*c);

実行結果.

7

四則演算のうちで注意が必要なのは割り算に関係する「/」と「%」である。

例.

Console.WriteLine(1/2);

実行結果.

0

1/2は、1を2で割った「商」となるので、0 になる。

ここでは詳しく触れないが、負の数が関係するとき「/」と「%」は、数学的に常識な「商」と「余り」を意味しなく なる可能性があるので注意が必要である。

double

大体実数を扱うものだと思うと良い。しかし、intと同様に大きすぎる数は扱えないし、 また、0に近すぎる数値も扱えない。

例.

double x = 3.141;
Console.WriteLine(x);

実行結果.

3.141

doubleでも四則演算は行えるが、やはり割り算に関係する演算子に注意が必要となる。

例えば、3/2というのは、int型データの割り算とみなされるので、double型変数に 次のように代入しても「商」が計算されてしまう。

例.

double x = 3 / 2;
Console.WriteLine(x);

実行結果.

1

これを回避するには、3.0/2.0 あるいは 3/2.0 などとして、double 型データの割り算であることを はっきりと示さなければならない。

例.

double x = 3.0 / 2.0;
Console.WriteLine(x);

実行結果.

1.5

string

文字列専用のデータ型となる。文字列の結合は「+」が利用可能。

例.

string word1 = "Hello";
string word2 = "World";
Console.WriteLine(word1+word2);

実行結果.

HelloWorld

文字列のデータwordと他のデータxを「+」によって足すと、データ「x」が適当に文字列化されて結合される。

例.

string word1 = "Hello";
int a = 2;
double x = 1.2;
char c = 'A';
bool b = true;
Console.WriteLine(word1+a);
Console.WriteLine(word1+x);
Console.WriteLine(word1+c);
Console.WriteLine(word1+b);

実行結果.

Hello2
Hello1.2
HelloA
HelloTrue

bool 型だけなぜか大文字から始まる「True」と変化しているが、大体そのまま文字列化されて結合されている。

Note. C#では自作のデータ型を作成することができるが、そのデータXと文字列を足すと、 通常Xは上手く文字列化されてはくれない。その場合、ToStringというメソッドをオーバーライドする必要がある が、それは機会を改めてまとめる。